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Seasons対戦記5

前回の対戦記から10日ほど経ってしまいましたね。まあ1日1戦ぐらいはしていた訳ですが。今回はレート1693の人、149対157で負けました。

さてさてドラフトの様子は
20140723 (1)
最初の9枚、まあタイタスかなあ

次は相手から回ってきた8枚
20140723 (2)
ここは時のブーツを取る
相手はブーツよりもアルゴスの心臓を先に取っていました、季節の鏡でノーコスト発動を狙っていたようです。

20140723 (3)
ドラフト結果
まあ悪くはないですが相手に精霊のアミュレットと火のアミュレット取られてドローに不安が残る

20140723 (4)
2年目開始時の様子
結構ドローダイスが来たのでドローしたらケアンと心臓ゲット。相手は運命の手をドローしていましたが・・・

20140723 (5)
呪い書からケアンだしてケアン+心臓コンボ、鍋にマナをせっせと載せる作業。相手が全然クリスタル点数を稼がないのでタイタスくんが暇そう

20140723 (7)
さて3年目
時のアミュレットを引いたので望遠鏡起動から予定調和のドロータイム
タイタス捨て→吸血の王冠ドローからのイオの財布ドロー、変転で稼ぐ

20140723 (8)
今回負けた敗因といえばこのドローでした、お互いドローダイスを選択。
望遠鏡で次は天秤と分かっていたのに天秤をこちらがドローしてしまう。で、望遠鏡で相手が引くカードを操作しようとしたら・・・

20140723 (9)
デデドン!(絶望)
運命の手を相手が持っているこの状況から、何を渡してもいや~キツイっす(素)
しかも相手は既にクシディットのランプを出しているからクシディット2枚出されるのは避けたい
けど錫杖渡すわけにもいかんのでナリアを出して錫杖を取りメソディーを渡す、そして相手のドローはクシディットランプ
いくら考えてもここで詰んでましたね、天秤を覚えていてこちらが引かなければ良かったんですが
ナリア使わないほうが良かったかな

20140723 (10)
相手がこれ以上マナを増やすのはまずいので時のブーツで終わらせに
アルゴスの悪魔で相手に驚愕の箱を渡し、オラフからブーツ、錫杖は出せませんでした・・・(小声)
相手は季節の鏡+心臓でマナ十分、前のラウンドでメソディー、最後にクシディットランプを普通に出して終了

20140723 (11)
8点差・・・普通だな!
駄目みたいですね(達観)
ケアン+心臓はうまく決まりましたが、それ以上に運命の手を使われてしまいましたね。
心臓はやっぱり強カード、今回はお互いにドラフトのカードはほとんど関係なくドロー勝負でした

教訓:望遠鏡で見たカードはちゃんと覚えておきましょう
前回からのレート変動1820→1788

この試合ではそうでもなかったんですが、最近召喚数が出なくて負ける事が多いです。無理やり悪意のダイスで点数+召喚数を狙うのが主な原因なのですが。ということでアルゴスの鷹や力の薬は少し優先度をあげて取っています。この選択が勝ちに繋がっているかはまだわかりませんが。

最近気づいたんですけど、実は最初のラウンド開始順はランダムじゃなくて決まっています。ルールブックに
重要:最初のラウンドの開始プレイヤーは、最も若いプレイヤーが担当します
って書いてあるんですよねえ。太字で重要って書くほど大切なルールなのかすごく疑問ですが。
BGAで年齢を若く設定しておくと先手を取りやすくなる可能性が微粒子レベルで存在している・・・?

メモ

まとまったものではない、Seasonsでの自分の考えを書いていきます。かなり感覚的なので、そういうのもあるんだって感じで適当に見てください。

・基本は1マナ3点と考える

・運命の手を持っているときは
オラフはお手軽に高効率、手札戻しからの再利用も有力候補
他通常は2マナで出すカード類も軒並み1マナ当たり高得点になる、光の木とか土の護符とか

・特に強いコンボ(メソディーに十分勝てるクラス)
クリス+水晶(フェアリーでだいたい死ぬ)
心臓+豊穣(フェアリーで弱体化)
壺+春の杖(安定して強い)
ケアン+心臓(フェアリーで死ぬ)
フェアリー+イオの手先(クリスで死ぬ)
別に強いコンボでなくとも強いカード2枚くらいあればなんとかなる

・起動効果を使わずに高得点を稼げると最初の9枚の時点で思ったらフェアリーを相手に渡しても良い
フェアリーを渡すことで運命の手+ヤンの忘れられた壺か春の杖、驚愕の箱などをとれるとき

・相手がアルゴスの心臓をとったことがわかったら豊穣の角笛はこちらが取る
心臓+角笛を取られると非常に辛い
自分がこのコンボを狙うなら心臓は相手に見せる前に取る
相手が物乞いを取るなら、豊穣は渡さない

・ウルムの封印された箱は相手が2枚取ることはないように
お互い発動させる気がなくても、2枚取られていて相手にクリスや頭蓋骨を引かれるとほぼ負け

・クリスをとった時に優先的に取りたいカード
復活の薬(廃棄から復活で同じ使い魔を2連続で出せる)
水晶球(クリス水晶のコンボは非常に強力)
ウルムの封印された箱(クリスを見せなければドラフトでは余りがちなのでドラフトでは優先度低め)
ラグフィールドの兜
春の杖(クリスがいれば場に出す回数は多めにできる)
イオの財布(変転で使い魔1体が16点になる)
ジラの盾(実は点数的にはオニスのほうが高い)
オニスの忌まわしき魂(高得点、相手に出されると美味しくない)
アルゴスの監視者(マナ捨て妨害が狙いやすい)

・竜の頭蓋骨をうまく使うためのカード
呪い書、オラフ、ラグノール、精霊のアミュレット、オニス

・相手にマナ3~4以上あって、呪い書が場にあるならサイラスを撃っても良い
相手の6点以上のカードを破壊できるときはサイラスを撃っていい、オラフと同じ点数になる

・ネズミはマナを減らしてメソディーが出てくるのを妨害できることもある

・季節ダイスの優先度はドロー > 召喚数 > 点数
明らかに出せそうもないなら召喚数、マナ優先
点数+2マナは、召喚数に余り困っていない且つそのマナが欲しいならとっていい
終盤明らかに召喚数が余るようだったら点数+マナ > 召喚
3点+マナ2つのダイスは、召喚数に余裕があり、ドローがなければとっていい

・春の杖は蛭やタイタス以上の点数が出るが、1年目のダイスだけではなかなか出せない

・相性が悪い
驚愕の箱と物乞いの角笛は相性が悪い
水晶球と驚愕の箱は相性が悪い
水晶球と古代の宝石は相性が悪い
イオの財布とケアンは余り相性が良くない

・古代の宝石
アルゴスの心臓、マグマコアがあればかなり使いやすい、それ以外ならドラフトでそこまで優先する程でもない

・相手が1枚目にとったカードを予測しよう
相手がドローせずに自分が見ていない蛭や手が出てきたらそれが1枚目
終盤になっても1枚目に取るようなのが出てこないなら時のブーツ濃厚、別に相手が何を取っていてもブーツは警戒すること

・時のブーツ関係
3年目の火の季節、こちらが後手ならよほど取りたいダイスが無い限り時のブーツを1枚使ったら終わらせられるダイスを残すこと、ブーツを持っていなくても、このラウンドで終わる可能性があると相手に思わせてボーナスを使わせることが重要
ブーツを2~3年目に相手の変転を防ぐ目的で使い、最終ラウンド近くで隠していたアムサグで再利用、結構バレバレの時が多いがたまに引っかかる人がいる
時のブーツがドラフトで中~後半まで残っているようなら相手もブーツを持っている可能性大
自分がブーツを持っているからと安心しないこと
ドラフトで見えたアムサグも後半まで出ないならブーツ注意

・ボーナスは2回は使う、運がいいと1回で済むぐらい
召喚ボーナスかマナ交換ボーナスを1回、変転ボーナスを1~2回使う
1回も使わないのはよほどの場合を除いて、どこかで変転ボーナスを使うタイミングを逃している

・溶岩の核
得られるマナをどうにかして3点以上にしたい
→イシュターの天秤、イオの変転器、古代の宝石、水晶球、命の薬、破壊者ケアン
火マナを貯め続け、土の季節で変転
→魔法の秘本、妖精の石碑、冬の杖で水の季節に変転

土の季節に火マナを大量変転されると辛い、相手が溶岩の核を持っているなら水の季節~土の季節にはあまり召喚したくない。それ以外の季節でも1ターンに1枚召喚するよりかは、1ターンにまとめて召喚して、相手が季節ダイスで獲得するマナと合わせてリザーブを溢れさせる方がいい
大体の場合で、3年目の土の季節には溶岩の核を生贄にして変転すること

 

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個別カード感想

SeasonsのBGAで実装されているカードに関するページ。運命の行方21種までの各カードの説明、個人的な感想を書いています。まだカード効果が把握できていない人向けな感じです。

ページ内リンク
魅ノ国
運命の行方
プロモーションカード



大気の護符(Amulet of Air)
[効果]
・召喚数+2
[感想]
実質召喚数+1なのでそこまで重要ではない。召喚数を圧迫しないので、あっても邪魔にはならないというのはドラフト中盤以降で選択する理由になりうる。



火の護符(Amulet of Fire)
[効果]
・山札から4枚引き、そのうち1枚を手札に加える
[感想]
4枚から選べるのは強い。



大地の護符 (Amulet of Earth)
[効果]
・+9点
[感想]
点数は高め。とりあえず出して少し点を稼ぐ感じのカード。



水の護符(Amulet of Water)
[効果]
・マナを4つ獲得し、このカードにのせる
[感想]
1年目の最初から全色のマナを集めるのにも。いつ出しても何かしらに使えて便利。普通に出して全部変転でも18点にはなる。



イシュターの天秤(Balance of Ishtar)
[効果]
・[起動]同じマナを3つ捨てて+9点
[感想]
どうでもいい、だいたいドラフトでも最後まで残ってる。泥棒フェアリーが出ているときは実質1マナを2点に変転していると考えて、使うかどうか判断しよう。



春の杖(Staff of Spring)
[効果]
・[永続]カードを召喚するたびに+3点
[感想]
当然ドロー系との相性は良い。ダイスのマナだけを当てにすると、1年目の土の季節ではなかなか出せない印象。ヤンの忘れられた壺と一緒に出すといい感じ。似たような効果に壮大の錫杖がある。それと比べると、春の杖の方が点数は高く安定しやすいが、ケアンやタイタスといった妨害を受けやすい。



時のブーツ(Temporal Boots)
[効果]
・季節マーカーを+3~-3ヶ月の間で移動させる
[感想]
ゲーム終了タイミングを操作できるのは非常に強力。常に相手が1枚は持っていると仮定して、3年目ギリギリまで粘るよりも、壮大の錫杖やラグノールのペンダントといった高得点カードはボーナスを使ってでも早くカードを出していったほうがいい。出しやすいカード1枚は持っておいて、ブーツを持っているのでは?と相手に警戒させるのも重要。



イオの財布(Purse of Io)
[効果]
・1マナ変転につき+1点
[感想]
組み合わせしだいではかなりの高得点を叩き出せる。とりあえず15個ぐらいは変転したい。マナに余裕がなくて変転出来ないようなときは当然ながら役に立たない。個人的に大好きなカード。



聖杯(Divine Chalice)
[効果]
・山札から4枚引き、そのうち1枚をノーコストで場に出す
[感想]
運ゲー、とはいえだいたいの場面で強い。聖杯からのドローカードは召喚数、マナが余ってるなら強い行動。特に聖杯から聖杯を出せばそれだけで高得点。



信心深きサイラス(Syllas the Faithful)
[効果]
・相手の場に出ているカードを生贄にさせる、どれを生贄にするかは各プレイヤーがそれぞれ選ぶ
[感想]
カード点数も高く、効果も強力。1年目にアムサグと組み合わせたりして相手の強カードを燃やそう。相手がこれを持っていることがわかっているなら、オラフや精霊の護符などカード点数が小さいものを生贄要員として先に出しておこう。



強欲のフィグリム(Figrim the Avaricious)
[効果]
・[永続]季節が変わるごとに1点奪う
[感想]
召喚コストが少し高いが効果もなかなか。1年目は相手の点数が0なこともよくあるので、ドラフト時に2年目に回すのもあり。2人戦ならこれ1枚で20点ほどになる。



女預言者ナリア(Naria the Prophetess)
[効果]
・プレイヤーの数だけ山札から引き、好きなものを好きな相手に1枚ずつ配る
[感想]
ドローは強いが、相手にとって都合のいいものを渡してしまうかもしれないのが悩ましい。BGA上ではまず相手へのカードを選択するので、自分と相手のカードを間違えないよう注意。



驚愕の箱(Wondrous Chest)
[効果]
・[永続]ラウンド終了時、リザーブにマナ4つ以上で+3点
[感想]
なんだこの箱!?(驚愕)
毎ターン3点を稼ぐ強カード。マナを4つ使う水晶球とは相性が悪い、アルゴスの心臓があるなら良いが。当然物乞いの角笛との相性も悪い。ルイスを使われやすいのに注意、驚愕の箱を使うならドラフトでルイスもとっておきたい。



物乞いの角笛(Beggar’s Horn)
[効果]
・[永続]ラウンド終了時、リザーブにマナ1つ以下でマナを1つ獲得
[感想]
マナを消費し続けるカードと組み合わせるとよい。変転主体でいくときも多少使える。リザーブにマナ2つで変転可能ならマナ1つを変転することを忘れないように。運命の手との組み合わせは強い。あまり強力なカードがないドラフトならこれを優先するのも十分あり。



悪意のダイス(Dice of Malice)
[効果]
・[起動]選んだ季節ダイス振り直しで+2点
[感想]
ノーコストで出せて効果も便利。フェアリーがいても実質1点差なので、ダイスが悪かったら振ってもいい。フェアリーがいなければ強カード。



破壊者ケアン(Kairn the Destroyer)
[効果]
・[起動]マナを1つ捨てて相手-4点
[感想]
1マナで4点減らすのは強力、フェアリーを出されない限りは強カード。フェアリーが出されているなら1マナ捨てる価値はほぼないのでこの起動効果は忘れよう。ドラフトでフェアリーをとってケアンが残っている時は、価値のないケアンを相手に押し付けるかそれともケアンを使って点数を減らしにいくかは未だに悩みます。



首長のアムサグ(Amsug Longneck)
[効果]
・全員、場に出ている魔法アイテムを1つ手札に戻す
[感想]
序盤であれば相手が最初に出したカードを戻させる攻撃カードとしても使える。最終ラウンドで自分の手番が最後なら、手札に戻させて相手-5点、カード点数も減らせるとなかなか。相手が持っているなら時のブーツ対策は早めにすること。



魔法の秘本(Bespelled Grimoire)
[効果]
・マナを2つ獲得する
・[永続]リザーブが10まで増える
[感想]
リザーブが10まで増えるのは意外と便利、カード点数も高めでとっておいて間違いはない。が、なくてもなんとかなる。
BGA更新でボーナス変転+1が重ねがけ出来るようになったため、大量変転する際の選択肢としてかなり重要度が上がった。



ラグフィールドの兜(Ragfield’s Helm)
[効果]
・[永続]ゲーム終了時、最も多くのカードを場に出しているなら+20点
[感想]
最後のオニス対策にもなる。こちらが頭蓋骨+呪われた書などでカードを減らす戦法を取るなら、相手にこれを渡さないこと。カード枚数1位が複数いる場合は発動しません、1人だけがトップである必要があります。



運命の手(Hand of Fortune)
[効果]
・[永続]カード召喚時、召喚コストから好きなマナ1つを減らせる(マナコスト0にはできない)
[感想]
召喚時に消費マナを減らす効果は強力、これとヤンの忘れられた壺や物乞いの角笛でマナ不足の心配はない。運命の手2枚出しても有効に使える場面は少ない気がする。



灰顔のルイス(Lewis Greyface)
[効果]
・対戦相手1人のリザーブにあるマナ全てをコピーして獲得する
[感想]
終盤ではあまりマナが残っていないことが多いので使うなら早めに。
溶岩の核が相手にある時は相手のリザーブに火マナが増えてからコピーする。



イオリスのルーン方体(Runic Cube of Eolis)
[効果]
・なし
[感想]
普通に出す場合でもノーコスト10点と考えればなかなか。クリスタル調整にも使えるが、聖杯や夢の薬でノーコスト召喚できたらラッキーみたいなカード。吸血の王冠で引いてしまうとリザーブ上のマナ選択がめんどくさいことになる。



力の薬(Potion of Power)
[効果]
・[起動]このカードを生贄にし、召喚数+2、山札から1枚引く
[感想]
召喚数にかなり余裕が出来る。1枚だけ引くのは少し不安、ドロー系としてはあまり期待しない方がいい。運命の手と合わせたドロー構成ならかなり便利。



夢の薬(Potion of Dreams)
[効果]
・[起動]このカードを生贄にし、リザーブ上のマナを全て捨てて、手札のカード1枚をノーコストで出す
[感想]
うまく使える時は少ない気がする。相手がクシディットのランプやルーン方体をとっているなら、これは渡さないこと。サイラスなどのリスクは高いが、1年目の最初に真っ先に出して発動する手もある、特に召喚コストが重い複数人戦での蛭やフィグリムとか。



知識の薬(Potion of Knowledge)
[効果]
・[起動]このカードを生贄にし、マナを5つ獲得する
[感想]
マナを生み出す効果は強力。



命の薬(Potion of Life)
[効果]
・[起動]このカードを生贄にし、リザーブの各マナを4点に変転する
[感想]
使い所が少ないし、効果も微妙、これもドラフトで最後まで残ってる気がする。うまく使おうとするなら、普通の変転とは違いあらゆるマナを4点にする、というところ。出さずにミミックで捨てるのも良い。



時の砂時計(Hourglass of Time)
[効果]
・[永続]季節が変わるたびマナを1つ獲得する
[感想]
効果は強力だが出しにくい。土の季節の時点でボーナス使って出す人をよく見る。



壮大の錫杖(Scepter of Greatness)
[効果]
・自分の場にでている魔法アイテムの数×3点獲得する
[感想]
1枚で一気に出せる点数としてはトップクラス。魔法アイテムの数次第だがカード点数合わせてこれ1枚で大体30~40点稼げる。



オラフの祝福の像(Olaf’s Blessed Statue)
[効果]
・+20点
[感想]
3マナで20点は点数が高い、戻して再利用でも良い。カード点数が0なので生贄要員としても。



ヤンの忘れられた花瓶(Yjang’s Forgotten Vase)
[効果]
・[永続]カードを召喚するたびにマナを1つ獲得する
[感想]
カードを出してマナを生み出せるのは強力。運命の手と組み合わせるとマナ不足の心配はない。運命の手との大きな違いはマナコスト0、1のカードに対しても効果がある点、その代わりにマナコストが大きいカードに対しては運命の手のほうが使いやすい。運命の手とヤンの忘れられた壺どちらを優先するかですが、基本的に壺を優先して取ったほうがいいです。以前は運命の手優先って書いてましたけど壺のほうが有用な場面が多いことに気づきました。



精霊のアミュレット(Elemental Amulet)
[効果]
・召喚コストとして払ったマナに応じて効果が増える
[水]マナを2つ獲得 or [土]+5点 or [火]山札から1枚引く or [風]召喚数+1
[感想]
いろいろ出来て便利。出しやすくカード点数も低いので、1年目のサイラス対策にも。召喚コストとして効果が発動するので、運命の手で3マナ払って全部発動したり、水晶球などでのノーコスト召喚で全部発動できる。



光の木(Tree of Light)
[効果]
・[起動]2つのうちどちらか選ぶ
3点払ってマナを1つ獲得する or マナを1つ捨て、このターン変転できるようになる
[感想]
カード点数が高く、効果も便利。イオの財布があるならマナを3点で作り、それを4点に変転して稼ぐことができる。マナを任意に作り出せる能力は貴重、でもマナを作りすぎると点数が伸びないことも。



アルカノ蛭(Arcano Leech)
[効果]
・[永続]相手がカードを召喚する時、アルカノ蛭の召喚者に1点払わなければならない
[感想]
序盤から出しやすく、かなりの点数を稼げる。2人戦なら30点ぐらい。フェアリーとは違い、蛭の効果の1点を払えないならカードを出すことができない。0点の時はカードを出すこと自体ができないので、春の杖があっても0点ならカードを出せない。



水晶球(Crystal Orb)
[効果]
・山札の1番上を見て、マナ4つ払って召喚するか、戻す
・3点払って山札の1番上を捨てる
[感想]
運ゲー。望遠鏡とのコンボが強いが、フェアリー出されてるとだいたい負ける。アルゴスの心臓や物乞いの角笛があるならフェアリーが出ててもなんとかなる時もある。



暴食の大鍋(Glutton Cauldron)
[効果]
・[起動]リザーブからマナ1つをこのカードの上にのせる
・[永続]カードにマナを7個のせた時、カード上のマナをリザーブに戻して+15点、このカードを生贄にする
[感想]
準備に時間が掛かるが、発動すればノーコスト15点、マナ出力調整とそこそこ使える、1年目にとりあえず出して生贄要員にも。フェアリー出されてる時は、こちらが0点でもないならこのカードの効果は忘れよう。3年目に引いてしまった場合も発動は諦めよう。



吸血の王冠(Vampiric Crown)
[効果]
・カードを1枚捨てるか引く、そのカードの点数分マナを獲得する
[感想]
0マナのカードを引く確率は約20%。それでもこの効果は魅力的、1年目の最初から引けば外れてもカバーしやすく、アムサグやサイラス対策になる。カードを捨てる効果も強力、大量変転を狙う時にも。博打で強いカード引けなきゃ勝てないって時以外なら、引くも捨てるも半々の割合で意識しておこう。



竜の頭蓋骨(Dragon Skull)
[効果]
・[起動]場にあるカード3枚を生贄にして+15点
[感想]
呪い書やラグノールのペンダントなどカード点数が低いものを使うなら。このカード自身も自身の起動で生贄にできる、まずしないでしょうが。いまいち使いにくいカードだが泥棒フェアリー+オニスorイオの手先コンボ対策ができたり、大量ドロー時にも召喚枠を確保出来るなど場合によっては役に立つ事もある。



アルゴスの悪魔(Demon of Argos)
[効果]
・対戦相手の召喚数-1、更に山札から1枚引かせる
[感想]
大体中~終盤に出されるカード、最終ラウンドで出せたら全員に手札ペナルティで-5点を与える。相手に何を渡すかわかっているか、召喚数ボーナスを強要出来る状況で使いたい。



深き眼差しのタイタス(Titus Deepgaze)
[効果]
・[永続]ラウンド終了時に1点奪う、奪えなければこのカードを生贄にする
[感想]
割りと簡単に出せ、出してしまえば無条件で毎ターン+2点と強い。とはいえあっさり死んでしまう時もあるので難しい。



大気の精霊(Air Elemental)
[効果]
・対戦相手のリザーブにあるマナを全て風マナに変える
[感想]
ドラフトでよく最後まで残ってる気がする。1年目の風の季節で出すとわりと効果的。



泥棒フェアリー(Thieving Fairies)
[効果]
・[永続]対戦相手が起動効果を使うたびに、使った相手から1点奪い、更に+1点獲得する
[感想]
非常に強力。大抵の起動効果中心の戦法に対してこれだけで勝てることも多い。正直バランス悪いと思う。蛭とは違いフェアリーに点数を払えなくても、点数を消費しないものは起動することが可能。点数を払ってから起動なため、例えば望遠鏡は3点以上ないと起動が出来ない。0点の時ならケアンや水晶球は撃っていい。



アルスの呪われた書(Cursed Treatise of Arus)
[効果]
・+10点、召喚数+1、マナを2つ獲得する
[感想]
1年目から高速にカードを展開していくのに有効。ただ1回使うだけなら実質マナ+1なので、戻して再利用か破壊したい。複数人戦なら序盤での蛭やフェアリーの召喚コストを生み出すのだけに使うのもあり。



使い魔の偶像(Idol of the Familiar)
[効果]
・+10点
・[起動]自分が場に出している使い魔の数×1点を獲得する
[感想]
フェアリーを出されなければなかなか強い、出されるとだいたい終わる。



壊死のクリス(Necrotic Kriss)
[効果]
・[起動]手札か場にある使い魔1枚を廃棄し、マナを4つ獲得する
[感想]
オニスや手先殺し、召喚数確保、手札廃棄、マナ生成と非常に万能なカード。起動回数もそれほど多くはならないので、フェアリーが出ていてもある程度対抗できる。



クシディットのランプ(Lantern of Xidit)
[効果]
・[永続]ゲーム終了時、リザーブにあるマナの数×3点獲得する
[感想]
点数は高いが少々出しにくい、これを2枚出せる状況でないなら強くはない。ドラフトでは優先しなくて良い。



ウルムの封印された箱(Sealed Chest of Urm)
[効果]
・[永続]ゲーム終了時、自分の場に使い魔がいないなら+20点
[感想]
クリスがいるなら使える。最後にオニスや手先を回されたり、ゲーム中に強い使い魔を引いちゃったりがあるので、クリスがいないとあまり安定しない。



季節の鏡(Mirror of the Seasons)
[効果]
・[起動]リザーブから同じ種類のマナを、払ったクリスタルの数だけ、他の同じ種類のマナに変換する
[感想]
出しやすく使いやすい。以前はノーコスト起動が出来てましたが必ず1個は変えなければならなくなりました。水のアミュレット上のマナに対しては使えません、リザーブではないので。
とか言ってたら更新でまた水のアミュレットに対して使えるようになってました。



ラグノールのペンダント(Pendant of Ragnor)
[効果]
・自分の場にある魔法アイテムの数×1つのマナを獲得する
[感想]
変転で大量得点のチャンス。召喚時のラグノール自体はマナ獲得の対象とならない。こいつを戻して再利用は運命の手や夢の薬がないならそこまで得点が増えない。魔法の秘本とは好相性。



夜影のシド(Sid Nightshade)
[効果]
・自分のクリスタル点数が1番高いなら5点奪う
[感想]
5点を奪うのは強力。うまく発動できるよう、なるべく最初の方から手札に持っていたい。春の杖や蛭が発動した後の点数で判定される。同着がいるとだめなので、例えば相手に蛭1枚あるなら3点差ついていないと発動しない。



オニスの忌まわしき魂(Damned Soul of Onys)
[効果]
・+10点、水マナを1つ獲得する
・[起動]水マナを1つ捨て、次の人にこのカードを渡す
・[永続]ラウンド終了時-3点
[感想]
最終ターンに出して押し付けるか、フェアリーと組み合わせて起動させ続けるか、生贄にするかしよう。なるべくならドラフト時には自分で確保していたい。


↑基本セット↑

↓魅ノ国↓



アルゴスの心臓(Heart of Argos)
[効果]
・[永続]自分が起動カードを使った時、土マナを獲得してこのカードに載せ、ラウンド終了時にリザーブに戻す
[感想]
毎ターン起動効果を打てるようなら非常に強い。これを組み合わせた起動効果ならフェアリーに対抗しやすい。



豊穣の角(Horn of Plenty)
[効果]
・[永続]ラウンド終了時にマナを1つ捨てる、捨てたマナが土だったら+5点
[感想]
使いづらいがうまくできれば強力。何らかのカードと組み合わせて使うことになるだろう。



妖精の石碑(Fairy Monolith)
[効果]
・[永続]ラウンド終了時にこのカードの上にリザーブからマナを1つ載せてもよい
・[起動]このカード上にあるマナを戻したいだけ選んでリザーブに戻す
[感想]
このカード上には何個でもマナを置ける。変転中心の戦法なら結構使える。物乞いとの組み合わせもいい感じ。



セレニアの古写本(Selenia’s Codex)
[効果]
・召喚時にマナが必要な魔法アイテム1枚(セレニアの古写本以外)を手札に戻す
[感想]
アムサグとは違い、何も戻さない選択も出来る(BGAでは)。使いやすく便利。



イシュターの巻物(Scroll of Ishtar)
[効果]
・好きなマナを選び、そのマナが召喚コストの魔法アイテムカードが出るまで山札から引き選んだマナのカードを手札に加える
選ばれた1枚目が気に入らなければ、もう1回同じマナを召喚コストに持つ魔法アイテムカードが出るまで引いて手札に加える
[感想]
引けるのは魔法アイテムだけです、注意。結構良い(狙った)カードを引き当てやすい。マナを生み出すカードが欲しいなら水マナを、ドロー系カードが欲しいなら火マナを選択しよう。風マナも迷ったら結構いい感じ。土マナはどうでもいいカードが多いので、よほどピンポイントで欲しいカードがない限り選択しないほうが良い。
イシュターの巻物についてちょっと書きました。



メソディーのランタン(Mesodae’s Lantern)
[効果]
・[永続]リザーブ1減少、ラウンド終了時に+3点
[感想]
カード単体で生み出す点数がとても高い。1年目にボーナス使ってでも出したいが、アムサグかサイラス対策はすること。



イオリスの像(Statue of Eolis)
[効果]
・[永続]リザーブ1減少、季節が変わるたびに以下のどちらかを選ぶ
マナを1つ獲得する or 山札の1番上のカードを見る、更に+2点
[感想]
1年目の火の季節で出しやすく効果もよい。リザーブ1減少はラグノールやクリスなどマナを生み出す効果で無駄が出やすくなる。マナにかなり困っているのでなければ、山札を見る効果を選択しておくこと。無駄なドローは省いて、マナを得られるダイスをうまく選択したい。



使い魔捕え(Familiar Catcher)
[効果]
・山札から使い魔を引くまでドローする、出た使い魔を手札に加える
1回目の使い魔が気に入らないなら、もう1回だけ使い魔が出るまでドローして、出た使い魔を手札に加える
[感想]
使い魔だけ選べるので、フェアリーや蛭を引き当てやすい。そのためドロー系としてなかなか強力なカード。使い魔が出るまでの魔法アイテムを全て捨てるので、復活の薬+盾ループを潰しやすい。何が捨てられたかをログで確認しておこう。いいのがあれば復活の薬などで拾おう。



イオの変転器(Io’s Transmuter)
[効果]
・[永続]季節のダイスで点数を得たラウンドでは変転できるようになる・この効果発動時に変転した場合、ラウンド終了時に+2点
[感想]
これ単体では使いにくい、召喚数やマナに余裕がでた時に得点を少し伸ばしてくれるぐらい。物乞いの角笛や悪意のダイスとは好相性。



再生の玉座(Throne of Renewal)
[効果]
・手札を1枚捨てて山札から1枚引き、ボーナス使用回数を1つ戻す
[感想]
カードを捨てないと山札からのドローとボーナス回復効果は発動しない。手札を1枚変えるのも便利。ボーナスペナルティは使うごとに-5、-7、-8点なので、ボーナスを2~3回使うほうが少しお得。このカードを確保するとボーナスを精神的に使いやすくなる。



復活の薬(Potion of Resurrection)
[効果]
・[起動]このカードを生贄にし、捨て札から5枚見て、1枚手札に加える
[感想]
組み合わせ次第、とりあえず持ってて損はない。復活の薬1枚とジラの盾2枚で毎ターン+10点のループコンボができる。復活の薬2枚あれば無限ループができる。



古代の宝石(Jewel of the Ancients)
[効果]
・[起動]同じマナ3つをこのカードの上にのせる
・[永続]3回のせたらゲーム終了時+35点、そうでないなら-10点
[感想]
発動時の点数は高いが支払うマナも多い。アルゴスの心臓があるなら割と簡単に発動できる。



ジラの盾(Shield of Zira)
[効果]
・カードを捨てる、生贄にする時に身代わりとして生贄にすることが出来る、そうした場合+10点
[感想]
薬系やクリスと合わせると良い。ミミックや竜の頭蓋骨でただ生贄にするだけはすこしもったいない。



信念のダイス(Steadfast Die)
[効果]
・[永続]季節のダイスのかわりに、以下の効果どれかを選ぶことができる
マナを1つ獲得する or 召喚数+1 or 変転できるようになる
[感想]
有効に使える場面は少ないが、カード点数が高め。この効果が役に立つのはだいたい終盤なので、3年目に回しても大丈夫。



時のアミュレット(Amulet of Time)
[効果]
・マナを2つ獲得し、手札を好きな枚数捨て、捨てた枚数分山札から引く
[感想]
実質ノーコストで出せるため便利、効果もよい。水マナ2つを好きな色に変えられるので、アムサグとサイラス対策しつつ序盤にメソディーを出すときにも使えなくもない。



不思議な望遠鏡(Arcane Telescope)
[効果]
・[起動]2点払って、山札から3枚引き、順番を好きに並び替えて戻す
[感想]
ドロー系と組み合わさると凶悪。ノーコストで出せるのでとりあえずとっておいて良い。



アルゴスの鷹(Argos Hawk)
[効果]
・+10点、召喚数+1
・[起動]このカードを生贄にし、相手の召喚数-1、相手に+6点
[感想]
出しやすく効果もまあまあ。起動効果は2枚まとめて使ったりアルゴスの悪魔と組み合わせてボーナスを使わせられるなら狙ってみよう。自分の召喚数が足りない時も使ったりする。



強奪者のカラス(Raven the Usurper)
[効果]
・相手の場にある魔法アイテム1つを選び、選んだカードの召喚コストを払って能力をコピーする
[感想]
こちらに驚愕の箱や運命の手といった強カードがなくても、相手と互角に戦える可能性がある。魔法アイテムの能力を持てるが、扱いは使い魔のまま。セレニアで戻すことはできない。コピーはカラスの発動能力として支払うので、無料召喚や運命の手は効かない。コピー先がなくなるとこのカードも生贄になるが、ジラの盾を身代わりにできる。そうした場合は能力なしのただの使い魔になる。BGAに実装当初はこのカード絡みのバグが非常に多かった。



アルゴスの監視者(Warden of Argos)
[効果]
・以下のどちらかを選ぶ
全員マナを4つ捨てる or 全員手札を1枚捨てる
[感想]
手札を捨てさせる場合は1年目や3年目の最後など、相手の手札が少ない時が効果的。これを一気に2枚出して2枚捨てさせるときは、自分も必ず何か1枚は捨てることに注意。例えば1年目に、知識の薬からこれ2枚出そうとすると、2枚目の監視者を1枚目の効果で捨てることになってしまう。目に見える点数は稼がないが、相手をどれだけ邪魔できるかで価値が決まる。



ハシリドコロのネズミ(Ratty Nightshade)
[効果]
・相手全員からそれぞれ好きなマナ2つを奪う
[感想]
出しやすく効果も強い。相手を妨害したり、変転で稼ぐ時にも使える。1年目で、相手が春の杖を出したがってるようだったら土マナを奪う、驚愕の箱を1ラウンド止める、メソディーが出そうならとにかくマナを奪う、といった妨害がいい感じ。


↑魅ノ国↑

↓運命の行方↓


card73
竜の魂(Dragonsoul)
[効果]
・[起動]1点払い、竜の魂以外の一度使った起動効果1枚を再び使えるようにする
[解説]
召喚コストは0、竜の魂をコピーしたカラスに使うこともできない。悪意のダイスに対しては使えないと思われるが、現在BGAでは使った悪意のダイスに対しては使用でき、更にその後ダイスを振りなおして点数を稼ぐことができるバグがある。
起動効果を2連続で使いたい場面は少ない。マナを消費する起動効果(水晶球やケアン)に使う状況はそうたくさんはない、物乞いがあれば別ですが。使い魔の偶像で更に点を稼ぐか、妖精の石碑にマナたくさん乗っけて2回に分けて取り出す、3年目に暴食の大鍋高速チャージぐらい。冬の杖やクリスを連続で使って手札減らしにも。


card74
溶岩の核(Magma Core)
[効果]
・[永続]相手がカードを召喚するたびに火マナ1つを獲得する
・[起動]このカードを生贄にし、火マナ3つを獲得する
[解説]
夢の薬や水晶球といった能力により場に出されたカードでは発動しない。
魔法の秘本&水晶球、古代の宝石と揃えられたらいい感じ。最後には火マナ3つにできるから無駄になることはない。
カラスで溶岩の核と時の指輪をコピーできなかったバグは修正されて、現在はコピーできるようになりました。


card75
運命の悪戯(Twist of Fate)
[効果]
・ドラフトで9枚選んだ後、手札にある運命の悪戯1枚を捨てて山札から2枚引き、1枚を手札に、もう1枚を捨てる
[解説]
ドラフトでのみ効果を発揮するカード。トーナメントが始まる前にはこのカードを山札から取り除くこと、というリアルでやるとすごくめんどくさい処理がある。このカードを引いたら捨ててもう1回同じことをする、としても大丈夫です。BGAでプレイする分には関係ないでしょうが。
ドラフトでの順位は高くもないが低くもない、ドロー系と同じ優先度です。山札から2枚見て選べるのは割りといいと思います。運命の悪戯で手に入れたカードはドラフト1枚目と同様、相手に知られないというのもポイント。



古代の薬(Potion of the Ancients)
効果:
[起動]
・このカードを生贄にして、次の効果から違うのを2つ選ぶ
マナを4つ獲得する or山札から2枚引き、1枚手札に加える or召喚数+2 or リザーブにある各マナを4点に変転する
[感想]いろいろできて便利。ドローとマナ獲得を主に選択することになるだろう、たまに召喚数も。これを復活の薬で使いまわす人をよく見るが、運命の手や壺がなければそこまで有効ではない、あるなら強力ですが。


card77
イシールの泉(Ethiel’s Fountain)
[効果]
・[永続]ラウンド終了時、手札が0なら+3点
[解説]
これをうまく使おうとするなら、ドラフトの時点で出しやすいカードを集めよう。それでもうまくいくかどうかは運次第。驚愕の箱と組み合わせてマナを貯めつつ引いたカードをすぐ出せるようにしておけば使いやすい。特に使えるようなカード構成じゃなければこの効果は忘れた方がいい、3年目の終盤だけ発動させるようにするのが無難。


card78
コロフの目盛盤(Dial of Colof)
[効果]
・召喚数+2
・[永続]ラウンド終了時、場に出てるカードの数がいずれかの対戦相手より多ければ、選ばれなかった季節ダイスを振りなおしてよい
[解説]
場に出てるカード枚数が最下位でなければ、残ったダイスを振り直せる。ゲームの進行を早くしたいか遅くしたいとき、進む月が1か3だったら振り直すぐらいか。あとは最終ラウンド近くで運次第ではあるが時のブーツみたいな感じで使える。
召喚数+2、カード点数も高めと割りと有用な部類だが振り直しの効果はおまけ程度、2人戦だとそもそも発動条件が厳しい。


card79
永遠の杯(Chalice of Eternity)
[効果]
・[永続]ラウンド終了時、リザーブからマナを1つこのカードにのせてよい
・[起動]永遠の杯上のマナ4つをすて、山札から4枚引きそのうち1枚をコスト無しで場に出し、残りは捨てる
[解説]
何回でも使える聖杯、運ゲー再び。4マナ払って永遠の杯を出し、更に4マナ払って無料召喚っていうのはどうなんでしょうね。永遠の杯自体も召喚コストに対してカード点数は高くないので、マナが余る構成じゃないときつい。まあそれでも強めなカード。


card80
冬の杖(Staff of Winter)
[効果]
・[永続]冬の季節の間(水の季節)、あなたのリザーブにあるマナは土マナとしても扱える
・[起動]手札から魔法アイテムを1つ捨て、マナを3つ獲得する
[解説]
相当使えます。魔法アイテムをマナに変える効果は、クリスと違って手札のみが対象です。なのでクリスほど強力ではないですが、それでも便利です。効果中のリザーブのマナは、土マナとして「も」扱うことができます。変転すると3点ですよ3点。
なんかボツになったカードの効果を組み合わせましたみたいな印象を受ける。



墓場の護符(Sepulchral Amulet)
[効果]
・捨て札から3枚見て、1枚を手札、1枚を山札の上に置く
[感想]
点数がある復活の薬のような感覚で使える。聖杯の効果でこれを出すと、聖杯で選ばなかった3枚が捨て札にいくので、候補はその選ばなかった3枚となる。吸血の王冠とも組み合わせやすい。


card82
イオリスの複製装置(Eolis’s Replicator)
[効果]
・[起動]水マナを1つ捨て、複製を場に出す
[解説]
水マナを7点に変える装置。他のカードとは趣が違い、かなり機械的なデザインが印象的です。複製に関しては特殊でルールが多めです
・召喚数がないと複製は場に出せない
・複製は1枚7点の魔法アイテム
・複製は無料召喚なので春の杖や蛭といった効果は受けない
・複製はイオリスの複製器、またはカラスによるそのコピー以外で場に出されることはない
・複製は山札、手札には存在しない、アムサグなどの効果を受けることはできるが手札には戻さずゲームから除外する
・複製は全体で10枚しかなく、複製がなくなったらイオリスの複製装置を起動することはできない

水マナ1つで点数7点とフェアリーがいなければそこそこ強力なカード、召喚数が余らないとどうしようもないですが。複製は魔法アイテムなので、壮大の錫杖との相性はかなりよい。ラグフィールドや竜の頭蓋骨とも組み合わせやすい。複製は手札に戻らず除外されるため、最後のアムサグ+ブーツを喰らった時に複製を戻すことで手札ペナルティを回避できる。ただカード点数で-7点なので、0点カードがあるならそちらを戻したほうがよい。
・・・ルール上はそうなんですが、BGAでは普通に手札に戻せますし戻した複製を召喚できます。

card94
複製(Replica)
[効果]なし
[解説]1つ↑のイオリスの複製装置を見てください



エストリアの竪琴(Estorian Harp)
[効果]
・[起動]同じマナ2つを捨てて、+3点、召喚数+1
[感想]
カード点数が高い、効果も便利。


card84
時の指輪(Chrono-Ring)
[効果]
・[永続]1ラウンドで季節マーカーが3つ以上進んだ時、4点か1マナのどちらかを獲得する
[解説]
召喚コストは水マナ1つ、土マナ1つに加え 2人戦2点 3人戦1点 4人戦0点を払う。人数が多いほど召喚コストが減るのが特徴、ほとんど変わらないですけど。召喚コストに対してカード点数は高く、効果も便利、まあ3ヶ月進むのはそんなにないでしょうが。特に4点は高い。2回発動するだけで2マナで合計20点と高得点、相手が持っているならできるだけ発動させないように。時を戻したときは発動しない。



アルスのミミック(Arus’s Mimicry)
[効果]
・手札か場のカード1枚を生贄にして+12点
[感想]
1枚だけ廃棄と使いやすく、カード自体と効果どちらも点数が高い。


card86
ヒトクイカズラ(Carnivora Strombosea)
[効果]
・[永続]ラウンド終了時、リザーブにマナが無ければ山札の一番上のカードを見て、次のいずれかをおこなう
見たカードを山札の一番上に戻す or 見たカードを手札に加え、召喚数を1つ減らす
[解説]
召喚数が場に出ているカードより小さくなる時はドローできません。でもBGAだと召喚数に関係なくドローできてしまうバグがあるので注意しましょう。ドローできるときは自分のマナがないときだけ、更に召喚数は減ると普通に使うとかなり使いづらい。運命の手やクリス、冬の杖が無いと1ドローもしない時もしばしば。


card87
ウルムの魂の牢獄(Urmian Psychic Cage)
[効果]
・このカードに罠トークンを置く
・[永続]罠トークンがあるとき、自分を含む誰かがカードを召喚か、場に出したときそのプレイヤーは次のいずれかを必ず選び、このカードから罠トークンを取り除く
出したカードの効果を発揮せず捨てる or 場に出ている他のカードを生贄にする
[解説]
召喚コストは2点、カード点数は高めで出しやすい。どのような方法で場にカードを出しても、この効果は発動する。主な使い目は1年目、相手が1枚目のカードを出す前に罠を置くことが重要。2年目以降に出すなら、相手が不要なカードを生贄にする事もあるので自分で廃棄カードとして使ったほうが良い。召喚コストを払い、春の杖や蛭の効果が出てから発動するので要らないカードを出して即捨てるにしても何かを払わなくてはならない。罠トークンを使った後にアムサグなどで戻してもう1回召喚すると罠トークンも復活する、急いで出すカードが無いなら、1年目に罠とアムサグで妨害に徹するのも強い。


card88
ラグフィールドの従者(Servant of Ragfield)
[効果]
・10点以上持つ全てのプレイヤーは、山札からカードを1枚引いて手札に加えるか捨てる、そして召喚数+1
[解説]
カード文からはどちらとも取れるのですが、召喚数+1の効果は捨てた時限定なのかそれともどちらを選んでも召喚数+1なのかがわかりません。現在BGAではどちらを選んでも召喚数は増える模様。10点以上ってことでどう見ても呪い書と組み合わせてくださいと言わんばかりの条件。カード点数も高め。自分も相手も10点以上持っている場合は相手から先にドローするのに注意・・・だったんですがいつの間にか自分が先に引くように変わったようです、注意。



アルゴスの絡みつく雑草(Argosian Tangleweed)
[効果]
・相手の使い魔1体を指定する
・[永続]指定した使い魔の効果を封じる
[感想]
カード点数が高く、効果も強力。なるべくドラフトでも優先的にとっておきたい。以前BGAでは雑草で雑草を封じることができないバグがありましたが、直されたようで雑草で雑草を封じられるようになりました。


card90
イオの手先(Io’s Minion)
[効果]
・風マナを1つ獲得し、召喚数+1
・[永続]クリスタル点数が増えなくなる
・[起動]風マナを1つ捨て、次のプレイヤーに回す
[解説]
オニスと同じようなお邪魔カード、これが場に出ている限りはどのような手段でもクリスタル点数は増えなくなります。最後に相手に回してラグフィールドやウルム、古代の宝石による加点を防ぎます。点数は増えないだけで普通に減ります、防御には使えません。このカードとフィグリムなど相手から点数を奪うカードを一緒に使うと、相手は奪われて点数が減りますがこちらの点数は増えない、となります。古代の宝石とか使いそうならドラフトでなんとしても確保してそのまま手札に持っとくほうがいいです。こちらが毎ラウンド点数増やす系を持っていなければ、オニスより安全に相手の驚愕の箱を邪魔できる。竜の頭蓋骨やミミックでは生贄→点数獲得という順番なので、イオの手先を生贄にすれば点数は増えます。以前はBGAの設定ミスで得点が増えない時がありましたが直ったようです。


card91
神託者オトゥス(Otus the Oracle)
[効果]
・プレイヤー人数と同数を山札から引き、見える場所に置く
・各プレイヤーは自分の1ターンにつき1枚、置かれたカードの召喚コストを払って自分の場に召喚することができる
・神託者オトゥスが場を離れた時、この効果により置かれてまだ召喚されていないカードはゲームから除外される
[解説]
みんなが選べるナリアみたいな。自分が出しても良いカードを出すマナがなかったら相手に出される危険も。置かれたカードは召喚するので、運命の手や春の杖、壺といった影響を受ける。夢の薬は手札のみが対象なのでオトゥスのカードには使えません。オトゥス出して1枚召喚、クリスでオトゥスを殺して場のカードをなくし相手が召喚できなくするということもできます。その時召喚されなかったカードは除外なので捨て札にならないのは注意。2人戦では、基本的に自分が後手のラウンドで出しましょう。後手で出して1枚召喚→次のラウンドは自分が先手でもう1枚召喚、とすることができ少し安全に使えます。
現在はオトゥスを生贄にしても、オトゥスで出されたカードは除外されず普通に召喚することができるバグがあります。


card92
狡猾なハシリドコロ(Crafty Nightshade)
[効果]
・山札から2枚引き手札に加え、相手の中で場に出ているカードが最も少ないプレイヤーに自分の手札を1枚渡す
[解説]
山札から2枚ドロー、相手に自分のいらないカード1枚を押し付けることができる。当然かなり使える。生贄要員にも使いやすい。


card93
消し去るものイグラマル(Igramul the Banisher)
[効果]
・1つカード名を指定する:相手は手札を公開し、指定されたカードがあった場合はそれをすべて捨てる、カードが捨てられた場合その捨てられたカードの召喚コストのマナを獲得する
[解説]
召喚コスト3点、獲得できるマナは2枚捨てさせた場合でも1枚分です。ドラフトで最初の1枚目にとれた時は、相手に春の杖や壮大の錫杖、ラグノールのペンダントなど出す時期が予測しやすいカードを取らせるといいです。3年目に出すカードの場合は、3年目開始時に自分が先手を取れるように季節移動を調整して、相手に出す暇を与えず発動させましょう。3年目にとりあえずだして時のブーツの有無を確認するのにも使える。絶対外したく無ければアムサグで戻させたカード、ナリアで渡したカードでも。これ2枚とれたら1枚目で手札見て2枚目で狙い撃ちも可能。

ちなみにこのカード、2013年9月にSeasons: Path of Destiny contestってのが行われてこの画像のカードにどのような効果、コスト、点数がいいか公募されてできたものだそうです。コンテストの最終選考に残った6案をここで見ることができます。
他にどのような案があったか紹介すると
[案1](これはよく意味がわからない、呪い系)
・相手が季節ダイスを振るとき、あなたのダイスを最初に選ぶ(相手が自分のダイスを選ぶ?)
・その相手にこのカードを渡す
[案2]
・これが採用、消し去るものイグラマル
[案3]
・対戦相手全員は場のカードを1枚生贄にする、自分は生贄にされたカードから1枚選び手札に加える
[案4]
・ラウンド終了時、自分が最もクリスタル点数を持っていれば-3点、そうでなければマナを1つ獲得する
[案5]
・このカードを出した時、相手のボーナス使用回数を1回進める
・[起動]相手のボーナス使用回数を1回戻し、自分はマナを2つ獲得する
[案6](お邪魔系)
・召喚コストが自分の召喚ゲージ数と同じ点数になる。相手がカードを1枚ドローした時、相手の場にこのカードを移動させ、このカードを相手の手札に戻させる(ちなみにこれはSpeedwall the Escapedというプロモーションカードとして一部採用されている)

↑運命の行方↑

↓プロモーションカード↓

細かくいえばイグラマルもプロモーションカードなんですがBGAには運命の行方と一緒に実装されてるのでイグラマルは運命の行方に分類してます。

逃走するスピードウォール Speedwall the Escaped(画像リンク)
名声点7、召喚コスト(召喚者の召喚ゲージ数*1)点
[効果]
・[起動]相手がパワーカードを1枚引く時、あなたが代わりにその1枚を受け取り、このSpeedwall the Escapedをその相手の手札に移動させる
[解説]
起動効果で、発動条件が相手がパワーカードを1枚引く時っていう条件には注意。BGAでは相手がカード引く時になったら起動しますかって聞いてくれる。召喚コスト何点までなら使おうと思えるか、けっこう面白いカード。1年目の最初に低コストでだせるのでサイラス対策としても使える。

ラグフィールドのオーブ Orb of Ragfield(リンク)
名声点-5
召喚コスト 水1、土1、火1、風1
[効果]
・[召喚時]クリスタル+20点
・[永続]自分の手札で名声点が12点未満のカードは、召喚コストがクリスタル5点に置き換わる。
[解説]
いろいろ滅茶苦茶にできるカード、強いです。ただ召喚時の5点はそんなに安くないし、余りがちなマナをどうにかしないとそこまで点が伸びない。壺や運命の手とかとは違い、ある程度カードの組み合わせがないと色々出してるのにクリスタルは全然ってパターンありますあります。

水晶タイタン Crystal Titan(リンク)
名声点9、召喚コスト 2人:火1、3人:火1+3点、4人:火1+8点
[効果]
・[永続]カードを1枚生贄にする時、Crystal Titanの所持者に3点を払わなければならない
・[起動]このカードを生贄にし、自分の手札を全て捨て、更に所持クリスタル点数を0にする。そして、相手の場に出ているカード1枚を選んで生贄にする
[解説]
アルカノ蛭と同じように点数が払えないと他のプレイヤーは生贄にすることができない。0点の時はサイラスすら無効化出来る。起動効果はクリスタル点数がほぼない1年目で特に有効、相手がボーナスを使って出したメソディーや砂時計を生け贄にできれば美味しい。起動させなくても召喚コストに対して得られる点数はかなり高い。3点を奪うので2人戦なら6点差がつく、そのためクリスにも対抗しやすい。頭蓋骨を使うと合計9点払い18点差ついてしまう。対戦相手が何人であろうと、起動効果で生贄に選べるカードはその内1人の1枚だけです。

 

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Seasons対戦記4

対戦記4回目、レート1774の方と対戦、228対164で勝ちました。

さてドラフトは
20140713 (1)
微妙・・・
ここは竜の頭蓋骨を選択、呪い書とセレニアとオニスがあったので、呪い書で高得点が稼げると踏みました。
相手に頭蓋骨を見せないことで恐らく呪い書、オニス共に相手が早めに取ることはないだろうと、というかこの状況なら聖杯をまず取るでしょうし

20140713 (2)
こちらも強いカードがないですね
相手は初手に驚愕の箱を選択していました
ドロー系がわりと見えてるので春の杖を選択

20140713 (3)
ドラフト結果です
ウルム2枚いけそうでしたが流石に取られてしまいました
カード点数は高めなのが揃ってますが毎ラウンド稼げるような何かが欲しい所、ドローするしかないですね

20140713 (4)
2年目開始の様子です
特に急いで出すカードもなかったのでドローとかしてたら1年目は1枚も出せずに終了
しかし悪意のダイスとアルゴスの心臓とかなりいいドローが出来ました
相手は聖杯からイオリスの像、驚愕の箱を出しています

20140713 (5)
すると相手がナリアでこちらに驚愕の箱を渡してきました、かなりびっくり(驚愕)
このとき相手はヤンの忘れられた壺と2択、分からんでもないですが・・・

20140713 (6)
ボーナスを使って春の杖→呪い書→ダイス→驚愕の箱を出して毎ラウンド稼げる態勢を整えます

20140713 (7)
と、少し飛んで3年目水の季節
イシュターの巻物は早めに出したかったですがマナが集まりませんなあ
使い魔の偶像を持て余す

20140713 (9)
イシュターの巻物で再生の玉座を引き、玉座による偶像捨てからのオラフ
今回はかなりドローが良かった(小並感)
オニスを出して頭蓋骨による破棄、時のブーツを警戒して驚愕の箱はこの時点で捨てます

20140713 (10)
最終ラウンド、相手は春の杖と壺と手があるのでカードを大量に出して得点を伸ばしてきます
こちらは夢の薬からオラフを出して終了、無事ウルムも発動します

20140713 (11)
相手からもらった驚愕の箱が大きかったですね。
竜の頭蓋骨は役に立つ時と立たない時の差が激しいなあ、点数の低いカードを集めているようならすごく優秀なのは優秀なんですけどね。役に立たない時のほうが多い気がするし水土火っていう組み合わせのマナは出しにくい感。

前回からのレート変動1753→1820

第2回十二季節の魔法使い日本選手権終了したようですね、どうもラウンド終了時のルール関係で少し問題があったようですが・・・
ラウンド終了時に発動するカードの解決順はプレイヤーが任意の順番で解決します、同時ではないです。
こ↑こ↓に書いてあるんですが、このルールがわかりにくい理由は最初に入ってる説明書にこの事が一切書かれていないという点なんですよね・・・
まあSeasonsはルール分かりにくいの多いですからね、BGAでも結構間違ってる(た)のありますし。今となってはそんなのあったなあって感じですが間違ってた当時すごく影響の大きかったものは
・マナがリザーブに1つあると物乞いより先に豊穣の角笛が発動してしまうため物乞い+豊穣コンボが非常に使いにくかった
・魔法アイテムにコピーしたカラスをアムサグやセレニアで戻すことができた
・魔法の秘本をコピーしたカラスがいて、コピー先の秘本を戻されてカラスが生贄になってもリザーブ数は10のままだった
・最終ラウンドでは季節の変化による効果が発動しなかった
・季節ダイスでドローする前に自分の望遠鏡を発動して引くカードを操作できた

ぐらいですかね、ちなみに現在のBGAでおかしいと思われる挙動は

・呪い書をコピーしたカラスがいて、コピー先の呪い書を手札に戻された時カラスが生贄になるがリザーブ上のマナがなくならない
・絡みつく雑草で絡みつく雑草を縛っても縛られた雑草の効果がなくならない
[追記]
原文確認したところ、アルゴスの絡みつく雑草の効果は
・[場に出された時]相手の使い魔1体に錠トークンを置く
・[永続]錠トークンを置かれた使い魔はその効果を失う
で、BGAでの訳を見ると雑草自体が直接封じる能力を持っているように書いていますが、封じる能力自体はトークンにある、と解釈することができなくはないです。ルールブックにもトークンが置かれた使い魔は能力を失う、としか書いてないんですよね。なので、雑草Aを雑草Bで縛っても雑草Aによって置かれたトークンはそのままであり、トークンを取り除くことはできない、となるかもしれません。トークンが取り除かれる条件は、トークンをその使い魔においた雑草が場から離れた時、としか書いてないです。でもBGA上でこれがバグ報告としていくつか上がっているところとかこれもうわかんねえなあ。
現在の結論としては公式が回答を出すまで分からない、ということですかね。
[追記終了]

ちなみにこれはルール的にどうなのかわからないのですが注意点として
・ジラの盾が場にあり、使い魔が手札、場どちらにもいない場合はクリスを起動することができない
・ジラの盾と夢の薬が場にあり、手札が0枚だと夢の薬を起動することができない(以前はこの状況で100%ゲームの進行がとまるバグがあり、その対策のため?)

拡張魅ノ国の実装当初はジラの盾とカラスでもうBGA中バグまみれや、ああ^~たまらねえぜ。運命の行方の残りが実装されたらUrmian Psychic Cageでまた面白いバグまみれなになりそうですごく楽しみです。

 

Seasons対戦記3

今回は対戦というわけではないです。
このサイトでも紹介している必勝法(復活無限ループ)が実際に出来たので報告です。

[復活ループ]
ヤンの忘れられた壺1枚
運命の手1枚(orヤンの忘れられた壺2枚目)
春の杖1枚
復活の薬2枚
(+相手がフェアリーを出していない、且つ蛭が2枚出ていない)

マナ消費を実質なくして復活の薬を復活の薬で拾いながら春の杖で稼ぐ、を1ターン中に延々と繰り返すコンボです。
復活とジラの盾ループとは違い、自分のターン中にずーっと繰り返して点を稼ぐことができます。
ルール的には問題なさそうだったのですが、実際にできたことがなかったのでフレンドと挑戦してみました。
ちなみにセレニアの古写本でも同じことができるかもと思うかもしれませんが、セレニアの古写本はセレニアの古写本を戻せない、とカードに書いてあるのでできません。

卓を立てる→コンボパーツがある程度そろっているか、大量ドローが可能なら続行、それ以外ならゲーム終了提案から終了を繰り返しました。
だいたい10回目ぐらいの挑戦です。

ドラフトはこちら、フレンド側でループコンボ実行をしたので、下の場のカードに注目です。
20140711 (1)
20140711 (2)
コンボパーツ自体はヤンの忘れられた壺しかなかったですが、お互い水晶球が使える状況なのでそのまま続行

20140711 (3)
ドラフト結果です
カラスで水晶球をコピー、物乞いでサポートする構成
相手の召喚枠を空けるためのサイラスと時のブーツによる援護も忘れないフレンドの鑑

20140711 (4)
1年目にお互い水晶球を出し、捨てたり出したりしながら山札を掘っていきます

20140711 (5)
いきなり飛んで3年目です
2年目になんとか運命の手を出すことができました
今回は竜の頭蓋骨が大活躍でした、とにかく不要なカードでも水晶球で無理やり出さないと山札が変わらないので

20140711 (6)
時の護符による大量ドロー
このラウンドだけで20枚は引いてるゾ

20140711 (7)
ここで春の杖と復活の薬が1枚揃い、あとは復活の薬2枚目を残り1年間で引けるか・・・
時のブーツによるサポートも欠かせない

20140711 (8)
イシュターの巻物、あっ(察し)
これは夢なのか、現実なのか・・・暑い真夏の夜過熱した欲望は、遂に危険な領域へと突入する

20140711 (9)
gg
もう十分堪能したよ・・・

20140711 (11)
171対631点(リプレイ)
4桁まで行きたかったんだけどなー俺もなー

無限ループ自体は可能ですが[復活をだす→運命の手効果で使うマナ選択→壺の効果選択→捨て札選択]の手順にすこし時間がかかり、1分あたり19点ほどになることが判明しました。1手あたりの時間制限5分には、アクションを起こしているため引っかかることはありませんが、ゲームごとに割り当てられた最大時間数(名前の横に表示されてる残り時間)に途中で引っかかるため1000点を目指すのはもっと早めにそろえるか春の杖2枚目が必要です。得点を伸ばしても追放されたら勝てないです。

[追記]
1713点までいきました(リプレイ)
春の杖2本用意できたので記録が伸びましたね、BGAで追放されない時間内での記録を目指しました。どうもリプレイが長すぎて最初の読み込みで失敗するようですが・・・
BGAでの時間制限を考えると、春の杖2枚とヤンの忘れられた壺2枚、イオの財布2枚、変転ボーナス使えば5000点ぐらいまではいけそうです
[追記終了]

あ、そうだ(唐突)
今週の日曜日(7月13日)にい、第2回十二季節の魔法使い日本選手権やるらしいっすよ(ガッツリ宣伝)
http://hobbyjapan.co.jp/index_hj_gamefestival2014.html#seasons
渋谷のとある会場で、当日受付らしいんで東京近辺の方とかまだ間に合いますよ
ドミニオンとか他のゲームも同日開催かつ入場観戦無料だそうです、ドミニオンは人気なだけあって事前登録制なので今からじゃ出れませんけど

ちなみに自分は・・・(出)ないです
以前他の人に出たいとか言ってましたけど諸事情により結局出ません、すいません許してください!なんでもしますから!

 

Seasons対戦記2

対戦記その2です。
今回はレート1650の方、223対196点で勝ちました。

ではまずドラフトから。
20140709 (1)
当然こ↑こ↓はフェアリーを選択。ケアンや水晶球があったのでこの時点でかなり有利。
驚愕の箱を取られてもケアンがいるなら大丈夫

20140709 (2)
相手から回ってきたカード。ここで相手は初手クリスを取っていました。ですよねえ
やっぱり僕は王道を征く・・・運命の手

20140709 (3)
ドラフト結果です。驚愕の箱とケアン、フェアリーで点差を広げつつ、運命の手によるサポートでドローしたカードを出していく構成。
相手はクリス→水晶球→吸血の王冠→オニス→砂時計→ナリア→物乞い→ケアン→クシディットのランプでした。
クリス水晶球でハイペースに召喚する選択です。

では実際の様子は・・・
20140709 (4)
2年目に入った時点です
1年目は呪い書から春の杖、驚愕の箱を出して普通に経過、いい感じです。
相手はダイスによるドローを優先していて、2枚目の物乞いを引いて出してきました。
物乞い2枚は流石に水晶球と組み合わさるとなると、フェアリーがいても不安

20140709 (5)
2年目の途中です
相手がイオの財布を出してきてやべえよやべえよ・・・
クリスとイオで使い魔が高得点になっちゃう、あっ↑あ^~↓

20140709 (6)
3年目水の季節
相手は水晶球から夢の薬→ランプ、精霊のアミュレットから頭蓋骨など割りといいドロー
でもいくらなんでもダイスドローしすぎじゃないですかね・・・俺にも回してくださいよ

20140709 (7)
ドローしてきたアムサグで呪い書を使いまわした後に相手がサイラスを無料召喚
ウルム発動出来そうだったのでアムサグを生贄に、呪い書を殺すのは最後にしてやる

20140709 (8)
3年目火の季節、驚愕の箱とケアンで不利だと思ったのかブーツで終わらせにきました。
運命の手があったので3枚普通に出して頭蓋骨くんによる使い魔解体ショーの始まりや(パチパチパチ

20140709 (9)
試合完了です・・・

20140709 (10)
Thieving Fairy is GOD
まあ相手がクリスとイオによる使い魔変転をほとんど行わなかったので助かりました
最近春の杖の自分の中での評価がだんだん上がってきて・・・

前回からのレート変動 1704→1753
ちょっとずつ戻ってきました、画質悪いけどどれが何のカードかわかりますかね

 

プレイデータ

BGAクラブ会員になることで、プレイヤーのゲームプレイデータを見ることができます。とりあえず自分のをペタリ。自分のところは400試合ほどの統計です(2014年7月26日更新)。

WS000000

1番右の欄は勝者平均となっていますが、これは低レートの試合結果も含まれているのであまり参考にならないかもしれません。

レート上位(1800以上)で統計も集めてみました。サンプル数はあまり多くないですが12人、レート戦をやっている人だけです。
[思考時間]13.5分
[クリスタル点数]105点
[カード点数]84.8点
[手札ペナルティ点数]2.91点
[ボーナスペナルティ点数]9.45点
[変転]36.3点
[引いた枚数]6枚
[出した枚数]14.8枚
[起動回数]11回
[召喚ゲージ]12.6
[終了時の場の枚数]11.2枚

プレイヤー全体の勝者平均と上位者を比べて特に違うと思うところは次の2点
・ボーナスペナルティ
上位者はボーナスを2回使うことが多い
・引いた枚数
上位者はドロー数が多い
ですかね。ここらは戦っていてレート1600あたりの人と1800あたりでの違いをよく感じるところです。

 

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その他

BGA(BoardGameArena)上で使える小ネタを紹介していきます。

・無課金アカウントで自分のレートを確認する
追記:BGAの仕様変更により今は常時レートが見えるようになっています
アカウント作成後1ヶ月たったら、BGAクラブに課金しなければ自分のレートや順位が見えなくなります。しかし、レートだけは確認する方法があります。

1.課金アカウントと対戦する
2.試合終了後、リプレイで対戦した課金アカウントの視点を選択する
3.リプレイでは対戦相手の状態で画面が見えるため、対戦画面上の自分のレートが見える

見えているレートは、その人と対戦している時のものです。最新のレートが知りたいなら、リプレイで見たレートにその試合での変動値を加えてください。

・投了コマンド
あまり使う人を見ませんが、BGAではゲームの進行が50%経過した後ならいつでも投了することができます。Seasonsでは2年目の火の季節以降の段階で行うことができます。右上のドアみたいなマークを押して[負けを認める]で相手の勝利となりゲームを終了することができます。負けを認める(投了)、では退出ペナルティはなく、負けたことによるレート変動があるだけです。注意点として、投了をすると悪評をもらいやすくなる印象です。

・チャットでの英語
いろんな国の人と対戦するのでチャットは基本的に英語なんですが、ある程度簡略化されたテンプレがあります。これは別にBGAに限らずどこでも同じようなものなんですが。ということでBGAでよく使われるものとその意味です。

[ hi ]
やあ、とか、こんにちはって意味です。Helloと同じと思ってて大丈夫、最初の挨拶で使う。

[ hf ]
have funの略、楽しもうぜ!っていう意味です。hiと組み合わせてhi hfと最初の挨拶で使われることが多い。

[ gl ]
good luckの略、グッドラック、相手の幸運を祈る。これまたhiと組み合わせてhi glと最初の挨拶で使われる。開幕挨拶はhiかhi hfかhi glかはどれでも好きなのをどうぞ。

[ gg ]
good gameの略。試合終了時の挨拶は基本的にこれで、良いゲームだったよとお互いを褒め合うような感じで使う。ただ皮肉にも使われることがある、という点には少し注意。

[ wp ]
well playedの略。あなたうまいですね、って褒める感じの意味です。これまた試合終了時の挨拶で、ggと組み合わせてgg wpって感じで使われる。でも使う人は少なく、大抵ggだけで済ます。

[ thx ]
thanksの略。ありがとう、ということで相手に感謝したい時があったら使いましょう。

 

カード組み合わせ

ここでは、相性の良いカードの組み合わせや、特定のカードを持った時どのようにプレイするかを書いていきます。

・運命の手+ヤンの忘れられた花瓶(+春の杖)
マナ不足の心配はほぼなく、ドローして出していくだけで得点がガンガン伸びる。とにかくカードを出さないと点が稼げないので、ドローダイス、ドローカードは優先しましょう。召喚数を増やすカード、廃棄系カードも好相性です。

・壊死のクリス+使い魔系
使い魔をとにかくマナに変えましょう。使い魔1体をマナ変えて変転すると12点になります。この12点以下の使い魔がゲーム終了時に残ることがないように、ラグフィールドの兜が発動するかしないかの状況なら別ですが。
クリスがあるならダイスによるドローは優先しましょう。使い魔を引けばマナ+4、それ以外でも結果として点が伸びるほうが大半です。
クリスと復活系は好相性です。
[強い組み合わせ例]
・春の杖、復活の薬、オニスの忌まわしき魂
オニスを2回出して変転したとすると50点稼げる
・復活の薬、アルゴスの監視者
相手の手札を2枚捨てさせる

・不思議な望遠鏡+1枚ドロー系(水晶球、吸血の王冠、再生の玉座、力の薬)
引くカードを操作して欲しいカードを引く。とはいえこれだけで勝てることは少ないですが。特に水晶球とのコンボは、フェアリー1枚出されているだけでまず勝てなくなります。フェアリーがいなければ勝てるけど。

・豊穣の角+土マナ獲得(アルゴスの心臓、物乞いの角笛、季節の鏡、光の木、壊死のクリス)
豊穣の角は非常に強力です。土マナを生み出すのに起動効果を使うものが大半なので、フェアリー相手には毎ラウンド+1~2点ぐらい。対フェアリーでもアルゴスの心臓があるならなんとかなる。時の砂時計やイオリスの像1枚だけで土マナを賄うのは、よほど運が良くないとうまくいきません。
妖精の石碑と豊穣の角をどちらも出している場合は、ラウンド終了時に注意しましょう。妖精の石碑が先に発動するので、ここで間違えて土マナをのせてしまい、豊穣の角が不発している人をよく見ます。

・時のブーツ+首長のアムサグ(+オニスの忌まわしき魂、アルゴスの悪魔)
もはやテンプレ、3年目の土の季節で相手がブーツを出してきた瞬間gg。準備が大変で点数も伸びないが、ミミックや頭蓋骨で捨て札に送ってから拾い直すことでも再利用できる。
ブーツ+アムサグ+オニスが決まると、この3枚で得られる相手との相対的な点数は39点になる。
(ブーツ8点、アムサグ8点、相手が0点のカードを戻したとして手札ペナルティ-5点、オニス召喚で10点、相手に回して-8点)

・イオの変転器+(物乞いの角笛、アルゴスの心臓+悪意のダイス)
とにかく毎ラウンド変転する。マナを3点、変転器で+2点と、うまくできたら毎ラウンド+5点になる。ドラフト時点で、出すマナコストが低いやつを集め、悪意のダイスなども組み合わせてとにかく数字ダイスを集めてやっと使える感じ。召喚コストの大きいカードが出しにくいので、他の要素も合わせると総得点がそこまで伸びるわけではないですが。

・泥棒フェアリー+オニスの忌まわしき魂
相手にクリスタルの点数があってオニスを回し続けるなら、相対的には2ラウンド毎に+3点の組み合わせ。1年目にこれと蛭を出すとなかなか、自分だけ水マナがなくて自爆するときもあるけど。2年目以降はクリスで殺されちゃったりするので安定はしません。3年目に相手が破棄系カードを持っていないようであればオニスを回し始めましょう。自分がされる側なら、水マナが余る状況でもない限りオニスが回ってきたらそのまま持っている方がいいと思います。

・毎ラウンド点数を稼げるカード(メソディーのランプ、驚愕の箱、深き眼差しのタイタス)
メソディーと驚愕の箱はボーナスを1回使ってでもとにかく早く出しましょう。ボーナス2回はペナルティが大きすぎるのでやめましょう。サイラス対策もかねて、吸血の王冠や精霊の護符、時の護符など出しやすくマナを獲得できるカードを先に出したいところです。驚愕の箱の場合は、当然ながらリザーブのマナを常に4つ以上に保つこと。最終ラウンドは変転しましょう。タイタスは相手が序盤から点数を稼ぎそう (アルスの呪われた書を持っている) なら1年目、それ以外なら2年目がいいでしょう。泥棒フェアリーやフィグリムも同じく基本2年目、奪えそうなら1年目です。ただこれらのカード1枚だけで勝てるわけではなく、+何か高得点を出せるカードが欲しいところです。
[各カードの実戦での大まかな得点]
メソディーのランプ   61点(素24+14回*3点にボーナスペナ-5点)
驚愕の箱        46点(素4+14回*3点)
深き眼差しのタイタス  28点(素4+12回*2点、1年目終盤に出す想定)
強欲のフィグリム    20点(素7に召喚コスト-3+8回*2点、2年目最初に出す想定)

・使い魔の偶像+使い魔系
相手にフェアリーを出されない限りは強い。使い魔を3枚以上は出したいところ。ドラフトで使い魔の偶像しか得点を稼げなさそう+使い魔いっぱいなら狙ってみるのも悪くないです。

・強奪者のカラス
コピー先として何がいいか、いくつか紹介です。
[アルスの呪われた書]
呪われた書自身が持つ-10点がないため、点数・マナ・召喚数全て増やせる。このカラスを自分で生贄にするとリザーブのマナがなくなるのには注意。(コピー先の呪われた書が戻された場合はこちらのリザーブのマナはなくならないのは設定ミス?)
[使い魔の偶像]
カラス自身も使い魔としてカウントされるので、結構点を稼ぎやすい。
[壊死のクリス]
最後にはカラス自身も生贄にすることができる。自分を売る(至言)
[時のブーツ]
相手が先行で無理やりゲームを終わらそうとしてきても、戻してまだ粘れる。使い所は少ない。

・復活の薬+ジラの盾2枚
毎ラウンド+10点という脅威のループコンボ。やり方は以下のとおり。
[手順]
1.誰かがジラの盾Bを生贄にして捨て札に送るのを待つ(自分がジラの盾2枚持っているなら不要)
2.自分の場に復活の薬とジラの盾Aを1枚出す
3.復活の薬を使い、ジラの盾Aを生贄に捧げて+10点
4.捨て札になっているジラの盾Bを復活の薬の効果で手札に加える
5.ジラの盾Bを場に出す
~ラウンド経過~
6復活の薬を使い、ジラの盾Bを生贄に捧げて+10点
7.捨て札になっているジラの盾Aを復活の薬の効果で手札に加える
8.ジラの盾Aを場に出す
~ループ~

毎ラウンドにジラの盾を場に出す必要があるので、春の杖やヤンの忘れられた壺があるともっと点が伸びる。相手にフェアリーや蛭がいるともっと点が減る。ジラの盾を出すから風マナを生み出す手段は欲しい。実際は自分がジラの盾2枚+復活の薬を持っている状態でなければまず行えないこと、ループが始まっても潰される手段はあるということから安定はしない。
[ループが途切れる場合]
復活の薬で捨て札にあるジラの盾を使いまわすことでループになります。復活の薬で捨て札5枚を見た時に、その中にジラの盾がなかったら終了します。なので、相手のターンが終わった後にどうにかして5枚捨て札に送ればループが途切れる。この時使えるのが使い魔捕え、イシュターの巻物で、これ1枚で潰すことは十分可能。ないならば聖杯や火の護符で3枚捨て、クリスによる使い魔廃棄、薬系の起動などを駆使して潰すことになる。復活の薬か墓場の護符で、相手が捨てたジラの盾を拾うことができればそれでも途切れます。

・アルゴスの絡みつく雑草+オニスの忌まわしき魂
オニスを相手に渡した後、オニスを縛る。ただ単に相手の召喚枠を1つ潰してゲーム終了時に-5点の効果。アルゴスの絡みつく雑草を持ってるけど相手に縛る使い魔がいなかった、と言う時に使えるぐらいです。もちろん相手がクリスや頭蓋骨を持っているならやってはいけません。

・首長のアムサグ+信心深きサイラス
1年目に出して、1枚戻させて残りの1枚を焼く。強いカード1枚は潰せるでしょう。この2枚をドラフトで相手が持っているとわかっているならカードを出す順番に気をつけましょう。

・魔法の秘本+マナ大量獲得系(吸血の王冠、ラグノールのペンダント)
リザーブを増やしておくことで、吸血の王冠やラグノールのペンダントを使用した変転の点が伸びます。変転ボーナスを使うなら、魔法の秘本のお陰で12点増える。

・アルスの呪われた書+破壊、再利用系(竜の頭蓋骨、首長のアムサグ、セレニアの古写本、アルスのミミック)
アルスの呪われた書(以下、呪い書)は普通に出すだけだと実質マナ+1だけです。もちろん、クリスタル点数を先に出し、水マナ1つを2つのマナに変えることができるため、特に1年目に有効ではあります。点数を稼ぐためには、手札に戻して再利用か、破壊しましょう。
[組み合わせ例と予想される点数]
・呪い書1枚、ミミック          38点
・呪い書1枚、セレニアの古写本      26点
・呪い書1枚、セレニア1回、ミミック1回  60点
・呪い書2枚、竜の頭蓋骨(+0点カード廃棄) 56点

・水晶球+壊死のクリス
使い魔が出たら4マナに変えてまた召喚、魔法カードを出して得点を稼ぐ。クリスがいることで、使い魔がはずれではなくなるので召喚ペースがかなり早い。とはいえ、フェアリーがいると相当きついです。相手に3点払い、4マナを消費する価値があるカードは少ないでしょう。

・破壊者ケアン+アルゴスの心臓(物乞いの角笛)
ケアンはフェアリーがいなければかなりの強カード。フェアリーがいてもケアンは実質+1点なので、心臓などでフォローすればなんとかなる。

・イオの財布+マナ獲得系(ラグノールのペンダント、吸血の王冠、壊死のクリス)
イオの財布は非常に強力なカードです。変転を重視するならとっておきましょう。1マナ変転するごとにこのカード点数+1と考えると強さがわかりやすい。このカード1枚で50点以上を出すことも可能です、準備が大変ですが。

・必勝法
実は必勝法というか、揃ったらゲーム勝利が確定する組み合わせがあります。
[必須]
ヤンの忘れられた壺1枚
運命の手1枚(orヤンの忘れられた壺2枚目)
春の杖1枚
復活の薬2枚
(+相手がフェアリーを出していない、且つ蛭が2枚出ていない)

ここまで書けばわかると思いますが、復活の薬で復活の薬を拾うことを繰り返すだけです。拾った復活の薬を場に出すときに春の杖で点数を稼ぎます。マナも実質消費しないので、自分のターンで延々と繰り返すことができます。復活盾ループと違い、1ラウンド中に何回も繰り返せる所が必勝のポイント(実際にやってみました)

 

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プレイ方針

トーナメント(ゲーム内3年間のプレイ)で、自分が意識していることを書いていきます。

1.基本方針
勝つためには、次の3点が重要です。

  • ドラフトで強いカードを取る
  • トーナメント中に強いカードを引いて出す
  • マナを変転する

もう少し具体的には以下のような感じになります、手札による所が大きいですが。

  • 毎ラウンド点数を得られるカードを出す
  • カードを出してマナを点数に変える(カード点数を考えると1マナ3点以上にはなる)
  • いらないマナは3点に変転する
  • 3年目に大量のマナ変転や壮大の錫杖といったカードで点を伸ばす

2.変転
季節に応じて、1つのマナを1~3点に変転することができます。変転はとても大事です。使わないマナは3点に変転することが基本です。マナに余裕のあるときは、リザーブから溢れそうなら1~2点でも変転しましょう。具体的には、リザーブにマナが6個以上あり、変転ダイスをとれたなら、リザーブのマナが5個以下になるまで変転します。

3.ダイス選び
ダイス選びで重要なポイントは、自分が欲しいものを取り、相手が欲しがっているダイスを奪うことです。例えば、相手が春の杖を持っていて土マナを集めているようであれば1年目に土マナがあるダイスは渡さない、召喚数で苦しんでいるようなら召喚数が付いているダイスは渡さないなどです。相手がクリスを持っているなら、特にドローダイスは渡さないことです。
それとダイスによるドローは重要です。ドローをしたほうが強い場面が多いです。1年目の序盤でドローダイスがあればドローしてまず間違いないです。ただ、毎ラウンド効果を発揮するカードを持っていたり、マナを生み出すカードがなかったり、召喚数に不安があるカード構成ならばドロー以外を優先する場合もあります。
召喚数、マナに余裕があってドローもないなら点数ダイスを取りましょう。3点+2マナのダイスは特においしいです、6点ダイスは召喚数とマナが余ってるなら取るぐらいで。

4.ボーナス
いつでも使えるボーナスが4種類あります。使えば使うほど1回のペナルティが大きくなるし、不測の事態に対応できなくなるので、考えなしに使うものではありません。
*マナ2つを好きな色に変える(注意:リザーブにマナが1つだけだと実行できない)
強力なカードを早く出す時や、マナがリザーブから溢れそうなのに必要なマナがしばらくこない季節が使いどころ。あとは3年目の終盤でカードを出すときに使う感じです。リザーブから溢れそうなときでも、早めに出したいカード(毎ラウンド効果を発揮するもの)以外ならボーナスを使う必要はないです。
*召喚数+1
召喚数が足りてないが、どうしてもカードを出したい時に使いましょう。
*変転できるようになり、更に変転したマナ1つにつき+1点
この変転+1ボーナスは非常に使い所が多いです。というのも、これを使うことで点数を稼げることがはっきり計算出来るからです。最終ラウンドでペナルティ分を差し引いても残ったマナで点が稼げるようであれば使いましょう。
最後に少しだけ点を稼ぐような使い方よりかは、ラグノールのペンダントや吸血の王冠、知識の薬などを組み合わせてかなりのマナを変転するときに使いたいボーナスです。以前は出来ませんでしたが、今はこの効果が重ねがけ出来るようになっています。大量のマナ変転を行う時には重ねがけも考えてみましょう。
*ダイスによるドローで2枚ドローし、そのうち1枚を手札に加える
使う必要はありません。再生の玉座を持っているが、他にボーナスを使う場面がないときに使うぐらいでしょう。このボーナスを使った時は必ず1枚を手札に加えなければなりません。

5.その他
いろいろ書いてきましたが、このゲームは運の要素も強いです。
自分のプレイングがたとえ最適だったとしても、負けるときは負けるのであまり気にしすぎないようにしましょう。もちろん、プレイ中にこうしたほうが良かったなとか反省する点は、次の試合から活かしていきましょう。

6.プレイ高速化
Seasonsでは、相手のターンでは自分は何もできません。ただ待っているだけです。そのため、できるだけ手短にプレイしてお互いに待ち時間を減らしたいところです。ここでは、BGAでプレイするにあたって、プレイ高速化のためにできることを書いていきます。

  • 相手のターン中に、自分が次に出すカード、行動を考えておく
  • 季節ダイスは2つ目まで候補を選んでおく、1番取りたいダイスを相手に取られてから悩まないように
  • 豊穣の角、妖精の石碑のラウンド終了時効果や起動効果などでマナを選択するものは、前もってリザーブ上のマナを選択しておき、あとは[決定する]を押すだけの状態にしておく。
  • 相手がサイラス、アムサグを持っていることがわかっているなら、今出されるならば何を生贄にするか、戻すかを考えておくこと

2人戦で、プレイが早い人同士なら1試合が10~12分程度で終わります。

 

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